①「なんでそんなに冷たいの?」って思っちゃう瞬間
記念日とか誕生日とか、ちょっと特別な日。
こっちはこっそり準備して、ワクワクしながら近づいたのに…
「ありがとう」の一言だけ。
LINEの返信も一言で終わって、夜になっても何もなし。
「……え、これで終わり?」
テンションが上がっていたぶん、落差がえぐいんです。
しかも、それが毎回続くと「え、私ばっかり空回ってない?」って思ってしまうし、
なんだか自分だけが頑張ってるような気がして、どんどん孤独を感じてしまいますよね。
本当はお祝いがしたかったわけじゃなくて、「特別に思ってるよ」っていう
その気持ちが伝わる何かが欲しかっただけなんです。
それなのに、あまりにもそっけない反応が返ってくると、
「私の気持ちはどうなるの?」って、モヤモヤがたまってしまう。
「愛されてるって実感がないと不安になる」っていうのは、
決してワガママなんかじゃありません。
そして、このモヤモヤの正体って、実は「怒り」ではなくて、
「期待してたのに悲しい」「私は大切に思ってた」という、
とても純粋でまっすぐな気持ちだったりします🥺
誰だって、自分が大事にしているものを相手にも大事にしてほしいもの。
でも、恋人同士でも「愛情の伝え方」や「喜びのポイント」って、
実は人それぞれぜんぜん違うんですよね。
相手は“冷たい”わけじゃないかもしれないけれど、
「私はこうしてほしかったのに」っていうズレが生まれることで、
その瞬間だけ、気持ちが遠くに感じてしまう。
愛情って、目に見えないからこそ、表現にすごく左右されます。
でも、それって「わかってほしい」っていう気持ちがあるからこそ。
そう考えると、ちょっとだけ自分の気持ちに優しくなれるかもしれませんね💗
②サプライズ苦手な人、実はけっこう多い説
ここでちょっと冷静に考えてみてほしいんだけど、
「愛情がある人=サプライズとかイベントも大切にする人」って、
ほんとにそうでしょうか?🤔
じつは、
・イベント事が苦手
・リアクションがうまくできない
・気持ちはあるけど「盛り上げ方」がわからない
……そんな人、実はめちゃくちゃ多いんです。
特に男性は「照れくささ」や「どう表現していいかわからない」という理由から、
感情を素直に出すのが苦手な人が多い傾向にあります。
たとえば、小さい頃から家族でイベントごとをしなかった人や、
ロマンチックな演出に慣れていない人だと、
「プレゼントって何買えばいいの?」「何が喜ばれるの?」と不安に感じてしまって、
結局なにもしない、という選択をしがちなんですね。
また、相手にとっては「恥ずかしい」「うまくできる自信がない」からと
あえて距離を取ってしまっているケースもあります。
これは決して愛情がないわけじゃなく、
“愛情の表現方法がわからない”というだけのことなんです💡
一方で、「イベントごとに気合を入れる=愛の証」という価値観を持っている人にとっては、
相手のその温度感が「冷たい」「気持ちがない」と受け取れてしまうことも。
でも、よくよく考えてみてください。
相手は普段からあなたのために荷物を持ってくれたり、
さりげなく飲み物を買ってくれたりしていませんか?
直接的ではないけれど、そういう行動も“愛情表現”のひとつなんです🌼
逆に、サプライズやイベントで頑張りすぎると、
「失敗したらどうしよう」「期待に応えられなかったら嫌われるかも」と
プレッシャーを感じて、どんどん億劫になってしまうこともあります。
実際に「誕生日とか気持ちが重くなるから苦手なんだよね…」という男性の声も多く聞きますし、
イベントを“乗り越えるべき課題”と感じてしまうタイプの人にとっては、
それ自体がストレスになってしまうのです😅
ここで大切なのは、相手の愛情表現を
「自分の思い描いている理想の形」と比較しすぎないこと。
たしかに理想の誕生日や、映画みたいなサプライズに憧れる気持ちはとてもわかります。
でも、現実のふたりの関係は、理想通りじゃなくても、
ちゃんと育てていけるものだったりします✨
“サプライズできる=優しい”ではなくて、
“思いやりを持って接してくれているか”に目を向けてみると、
見えてくる愛情の形って、意外とたくさんあるんですよ☺️
③気持ちのズレ、ちゃんと伝えると案外スッキリ
じゃあ、モヤモヤした気持ちを抱えたまま我慢するしかないの?というと、もちろんそんなことはありません。むしろ、そういうときこそ「ちゃんと伝える」ことがすごく大切です。
とはいえ、「なんでわかってくれないの?」「ほんと冷たくない?」なんてストレートにぶつけてしまうと、相手も構えてしまいますし、場合によってはケンカに発展してしまうかもしれません。
ここでおすすめしたいのが、“希望として伝える”という方法です。
たとえば、「来年の誕生日は、一緒に写真を撮れたら嬉しいな📸」とか、「ケーキ、一緒に食べる時間があるとちょっと幸せかも🍰」みたいに、ふんわりした伝え方をしてみるのがポイント。
大切なのは、「あなたのそういう態度が嫌だ!」ではなく、「私はこうしてもらえると嬉しい」という、自分側の気持ちを主体にすることです。
この“アイ・メッセージ”と呼ばれる伝え方は、相手を責めずにこちらの希望を伝えられるので、受け取ってもらいやすくなります。
そしてもう一つ意識してほしいのが、タイミングです。気持ちが荒れているときに伝えようとすると、どうしてもトゲが出てしまいます。
一緒にリラックスしているとき、何気ない会話の中で「そういえば、こんなことあったら嬉しいな〜って思ってた」くらいのニュアンスで伝えてみると、より自然に響くはずです。
また、相手の反応を過剰に気にしすぎないことも大事です。期待通りのリアクションが返ってこなかったとしても、伝えたこと自体が第一歩です。
「伝えること」=「すぐに状況が変わる」とは限らないけれど、何度か繰り返していくことで、少しずつ相手にも伝わっていきます。
関係性って、完璧な理解よりも、“わかりたいと思い合う姿勢”がいちばん大事なんですよね💞
④ふたりらしいバランス、ゆるっと探してこ
恋愛って、どっちかが我慢し続ける形ではなかなかうまくいかないものです。
片方が求めるばかりでも、もう片方が与えるばかりでも、どこかにゆがみが出てきてしまいます。
だからこそ、お互いの「ちょうどいい距離感」や「心地よいペース」を探していくことが大切なんです。
イベントごとの温度差があるなら、それを無理に合わせるのではなく、
「ふたりらしい形」を少しずつ模索していけばOK。
たとえば、「プレゼント交換はしない代わりに一緒においしいご飯を食べに行く」とか、
「毎年じゃなくても、節目の年だけはちょっとだけ特別にする」など、
ルールも決まりも、自分たちのスタイルで作っていいんです。
大事なのは、“形”にとらわれすぎないこと。
SNSや友達カップルのキラキライベントが羨ましくなることもあるけど、
それはその人たちのスタイルであって、あなたと彼にはあなたたちのリズムがあります。
彼の表現はちょっと不器用かもしれないけど、
たとえば疲れているときに迎えに来てくれたり、何も言わなくても飲み物を差し出してくれたり、
そんな“さりげない優しさ”に気づけたとき、またちょっと愛しさが増す気がしませんか?☺️
完璧な彼じゃなくて、ちょっと抜けてて素直じゃない彼。
でもそんな彼と、ちょっとずつ気持ちを伝え合っていけたら、
それってすごくリアルで、あたたかい関係だと思うんです。
無理に合わせるんじゃなくて、無理のないペースでふたりのスタイルを育てていきましょう🍀
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